プチ整形
二重まぶたにする方法
■ 埋没法
希望される二重に沿って、2〜3カ所を糸でとめる方法です。麻酔の量、術後の腫れが少ない方法です。
瞼の脂肪の量など人によって取れやすい場合があります。
切開法
希望される二重に沿って皮膚を切開して糸で固定しながら縫い閉じる方法です。
1週間ほどで抜糸を行います。
脂肪が多ければ脂肪を除去することも可能です。
はっきりした二重にすることができます。
小切開法
小切開縫合法は、埋没法と切開法の利点をあわせ持つ方法です。
皮膚を切開して糸で縫合しますが、切る長さが1/3程度のため切開法より術後の腫れが少なく、二重が取れることもほとんどありません。
手術にあたっては、まずご希望をお聞きした上で、まぶたの診察を行い適切な術式をお勧めいたします。
▪️ 二重まぶた手術後の経過
埋没法
術後3~5日 軽度の腫れ、場合により軽度の内出血
切開法
術後1〜2週 腫れや内出血など
術後1週 抜糸があります
※ 埋没法でも全く腫れないということはありません。
※ 特に切開法では腫れが完全に落ち着いて最終的な二重に落ち着くのは1~2ヶ月を要します。
そしてどのように細かく手術計画を練り、思う通りに手術が出来たと仮定しても、そこには思わぬ結果が待っているという不確実性についても、分かっておく必要があります。細い棒等で押して出来る二重と手術で出来る二重の間には多少差があります。またその手術の腫れ等がなくなり、手術によって出来た二重が本当の姿を現してくるのは1、2ヶ月後になると考えなければならないので、手術の効果の判定はその時期を過ぎてからになります。
▪️ 欠点や合併症
埋没法
二重が取れることがあります。瞼が厚い方は外れやすいと言えます。
短期間で外れる場合には保障もありますが、何度も外れる場合は切開をお勧めします。
糸が残るため、炎症を起こし、痛みやさらには角膜・結膜炎をきたし、糸を抜去することがあります。
共通の合併症
腫れ、出血斑、血腫
感染、炎症
眼瞼下垂など
その他 コンタクトレンズの使用は1週間控えていただきます。
目を大きく見せる方法
目頭切開法
東洋人は目頭に皮膚のひだ(蒙古ひだ)が被さっている方が多く、ひだが強いと、目が小さく見え、左右の目の間が離れて見えることがあります。
目頭切開とは、この蒙古ひだを切り開き、目の横幅を広げます。
平行型など二重によっては、この方法を組み合わせて行います。
▪️ 術式
Z法やW法などがありご希望や瞼の状態、二重の形に応じて調整をいたします。
▪️ 合併症
腫れ、出血斑、血腫
感染、炎症
体質にもよりますが傷跡が目立つ場合があります。
その他 コンタクトレンズの使用は1週間控えていただきます。
完全にはご希望の形にならない可能性があります。

まぶた(治療前)

まぶた(治療後)
埋没法による手術前後の症例写真
施術の内容:治療前の瞼はやや厚めの一重で蒙古ひだは少し強めです。
局所麻酔後に、細糸で、2カ所で固定を行なっています。両目99,000円(税込)
リスク、合併症:
腫れ、内出血がありますが、写真は術後約1ヶ月で腫脹も完全に落ち着いて末広型の二重が形成されています。
鼻のシリコン抜去
他院で隆鼻術などを行なった後に、入れられたシリコンを取りたい方が対象です。
局所麻酔を行い、挿入時の傷跡を再度開いてシリコンを取り、傷は縫合します。
1週後に抜糸をします。
⚫︎ 合併症
当然ですが鼻が低くなります。腫れ、内出血など
傷跡 通常は鼻腔内で目立ちません。
まれにシリコンが固着して抜去出来なかったり、周囲の組織を損傷することがあります。
小鼻縮小術(鼻翼縮小術)
小鼻が大きく、広がりが気になる、鼻の穴を小さくしたい方。
⚫︎ 鼻翼縮小の手術について
鼻の内側を切る方法と、表側を切る方法があります。
膨らみの程度によって方法を選びます。
内側切開法(+皮弁法)
鼻孔の内側で組織を切除します。
通常の内側法では、鼻柱の幅が広がりやすいため多めに狭めることもありますが、皮弁法が用いられます。
これは本来切除してしまう組織を活かして、皮膚の下に通して左右で縫い合わせる方法です。
外側切開法
鼻翼の表で縁の部分を切除します。
外側へ張り出した鼻の組織量が多い方に適します。
⚫︎ 合併症
内側法 鼻柱の下がやや隆起します。
鼻翼の位置が変わり鼻の穴がやや見えやすくなる。
外側法 切除する組織が多すぎると丸みが無くなり直線的で違和感を生じる。
いずれの術式でもやり過ぎないことが大切です。
鼻呼吸に支障が出る場合があります。